能登・七尾のさかなのブログ

石川県・能登半島の真ん中に位置する七尾市から、旬のお魚の情報や美味しい料理店or居酒屋・グルメの情報をお届けします。

大将の地物の8貫握り⑥ 2020.4.1

先日、七尾市大手町にある『大将寿し』さんにお邪魔しました。

首都圏では外出を控える動きがありますが、能登七尾でも、春の催事・青柏祭の曳山行事が中止となるなど、人々の動きに制限を与える動きが目につきます。

春は、歓送迎会、花見、春祭りなど、多くの方が集い、飲食を共にする機会がありますが、多くは自粛を迫られています。

…なので、今回は一人で市内のお寿司屋さんを訪ねました。

今回いただいたのは、こちらのお鮨です。



いつものごとく、カウンター席に座り、瓶ビールを注文しました。

付出しには、タケノコとワカメ煮、なます、フト(魚の腸)、が盛られています。



付出しを肴に、瓶ビールを傾け、ネタケースをのぞき見ます。

ネタケースには、旬の魚がずらり。

春を代表するハチメ(メバル)、スズキ、ホウボウ、マアジ、などが並んでいますが、マアジがひときわ目をひきました。

なぜなら、いま七尾の定置網では、マアジが大大大豊漁だからです。

七尾市公設地方卸売市場の大型定置網の水揚げ状況を調べると、

令和2年3月28日 マイワシ 113トン
令和2年3月29日 マイワシ  99トン
令和2年3月30日 マイワシ 130トン
令和2年3月31日 マイワシ 145トン
令和2年4月 1日 マイワシ  80トン
令和2年4月 2日 マイワシ 294トン

…と、とんでもない数字を記録しています。

さらに、水揚げされているマイワシは良型なので、もう、塩焼きで食べるしかありません。

思わず注文したマイワシの塩焼きが、こちら。



まずは、マイワシの香りが良い。

食欲をそそる香りです。

脂もたっぷりのって、本当に美味しいです。

ただ、一つ不満があるとすれば、メスだったこと…。

オスだと、パンパンの白子が食べられるので、そこだけが残念でした。

(と言いながら、美味しくいただきましたよ。)


そして最後に、地物の8貫にぎりです。



今回は、(左上から)ガンド、ホウボウ、ヤリイカ、カワハギ、マイワシ、ハチメ、サヨリ、ホタルイカ、の8貫でした。

ホウボウ、ヤリイカ、ハチメは、お塩や薬味で味付けされていたので、そのままでいただきました。

魚が新鮮なので、お塩や薬味で食べると、魚の風味を感じることができます。

ハチメは、皮目を炙っているので、香ばしい風味が美味しさを倍増させました。

春の魚は、見た目に彩りも華やかなので、お鮨を見るだけでも満足感を得れます。

今回も、たっぷりといただきました。

ご馳走さまでした。




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【お店の情報】
店名:大将寿し
住所:石川県七尾市大手町112
電話:0767-52-135
営業:11:30~14:00、17:00~22:00
休日:電話にてご確認を

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