先日、七尾市三島町にある『大政寿司』さんにお邪魔しました。
さすがに昨今の状況を考えると、大規模な宴席を行うことはできませんので、今回は会社の同僚5人だけで送別会を開催しました。
では、いざ。
料理は、事前に4000円のコースをお願いし、飲み代は別での支払いとさせていただきました。
お店に入ると、小あがりの席まで案内されました。
席には、すでに小鉢が並んでいました。
小鉢は、イカの赤造り、タコの甘露煮、です。
みんなが席に付いてから、ナマコの酢の物、ホタルイカの酢味噌和え、が運ばれてきました。
おしぼりをいただき、まずは人数分の飲み物を注文です。
それでは、乾杯。
酒の席なので、少しづつ色々な料理を食べられるのは良いですね。
イカの赤造りは、塩味が抑えめで、肝の旨みを感じます。
タコの甘露煮は、タコの甘みが引きだされています。
ナマコの酢の物は、コリコリの食感です。
わずかに、クチコも盛られていました。
ホタルイカの酢味噌和えは、時季の味ですね。
次に運ばれてきたのは、刺し身の盛合せです。
ブリ、マダイ、イワシ、甘エビ、の4種が盛られていました。
季節はずれのブリが水揚げされているようですが、身がプリプリで醤油をはじいていました。
次に運ばれてきたのは、銀ムツの西京焼きです。
一昔前は、メロウと呼ばれていた魚です。
スズキ目の魚なので、綺麗な白身をしています。
今では、金沢の特産魚の名をほしいままにしている「ノドグロ」。
ノドグロは赤ムツと呼ばれていますが、銀ムツもノドグロに負けず劣らず、脂が強い魚です。
そのまま塩焼きにすると脂を強く感じますが、西京焼きにすると、脂も抑えられた味になります。
次に運ばれてきたのは、白エビの唐揚げです。
桜エビと同種ですが、白エビは富山湾でのみ漁獲されます。
皮ごと、ポリポリ、エビの甘みを感じられる一品です。
最後に運ばれてきたのは、お寿司、味噌汁です。
お寿司は、マグロ、白身、サヨリ、イカの生ゲソ、ネギトロ、の5貫です。
サヨリは、今年初でした。
七尾湾の春を代表する魚ですが、サヨリを口にすると身も心も綺麗になったように感じます。
サヨリの透きとおった身肉がそう感じさせるんでしょうが、実際には、サヨリの内腹は真っ黒なので、腹黒の人を表す隠語にもなっています(笑)
最後の最後には、デザートもいただきました。
どうやら、サービスだったようです。
今回も七尾湾・富山湾の春を、お腹いっぱい食べさせていただきました。
ご馳走さまでした。
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【お店の情報】
店名:大政寿司
住所:石川県七尾市三島町66-11
電話:0767-52-0720
営業:17:00~22:30
休日:日曜日
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能登・七尾のさかなのブログ
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