先日、七尾市能登島祖母ヶ浦町にある『山水荘』さんに、お邪魔しました。
今年の暦もあとわずかとなりましたが、やはり1年の反省は年内にしておかなければならないと思い、反省会を実施しました。
ただ、今年はコロナ渦と言う状況を考慮して、少人数で行いました。
では、いざ。
向かったのは、七尾湾の中央に位置する能登島。
その能登島のなかでも、一番に遠い能登島祖母ヶ浦町にある旅館「山水荘」さんに伺いました。
もちろん、事前に電話で予約し、ちゃっかりと石川県の宿泊割りを活用させていただきます。
旅館に着くと、さっそくお出迎えを受けました。
従業員さんから館内の説明を受け、部屋に向かいます。
荷物を置いたら、さっそく夕食会場に向かいます。
テーブル席に座り、まずは、生ビールで乾杯です。
テーブルには、すでにたくさんの料理が並んでいます。
赤ナマコの酢の物、マダラの子の炊いたん、胡麻豆腐、もずく酢、フルーツ、と小鉢が並んでいます。
手前の平皿にも、赤づくり、生ハム、チーズ、昆布巻き、などの珍味も鎮座しています。
ただ、これらの料理はあくまでも前座です。
なぜなら…
でかい船盛りが、どどんと、登場したからです。
ぎょ、ぎょ、ぎょ、です。
船がでかすぎて、テーブルの殆んどの面積を奪っています(笑)
料亭で修業をされ、自らが調理を行うオーナーが、順番に魚の説明を行ってくれます。
サワラの炙り、バイガイ、アオリイカにはお手製のイクラがのっています。
他にも、寒ぶり、ヒラマサ、甘海老、スズキ、マダコ、サザエのトビウオの子付け、と目でも華やかに刺し身が盛り付けられています。
もちろん、鮮度はお墨付きです。
近隣の定置網や漁師さんから直接に魚を買い付けるので、鮮度はこの上なく良いです。
寒のスズキは、身に脂質が多く、噛むごとに旨味が口中に広がります。
ヒラマサは、鮮度が良すぎて、まだ身に旨味がまわっていません(笑)
船盛りは、これで6人前なんだそうですが、やはり食べきれる訳がありませんでした。
(残りは、迎えにきた同僚の家族のお土産にしたので、食品ロスはありません。)
その後も、料理は次から次に運ばれてきました。
まずは「お熱いうちにどうぞ」と、ブリカマの塩焼きが運ばれてきました。
これも、脂がのって美味しいのなんの。
骨ぎわまで、身をほじほじして食べました。
皮下にも旨い脂があったので、皮もガブリと食べてしまいました。
次に「お熱いうちにどうぞ」と、マダラの白子ポン酢が運ばれてきました。
アツアツなので、みんな、ふーふー言いながら食べていました。
小ぶりな白子でしたが、味はマダラなので濃厚です。
お熱いうちに…と料理が次々に運ばれてきますが、刺し身もはやく食べないといけないので、みんなで話をしている暇がありません。
後半戦は、無言のまま、船盛りとの異種格闘技戦の様相になっていました(笑)
ただ…、厳しい戦いはこんなものでは、終わりませんでした。
この後に、それぞれに「すき焼き」の小鍋が運ばれてきました(笑)
よもや、よもやです。
残念ながら、すき焼きを前に、この戦いには敗れてしまいました。
(すき焼きは、朝飯のおかずにまわして、美味しくいただきました。)
そして、その後、お店のサービスでマガキの焼き牡蠣が運ばれてきました。
もう一度言いますが、サービスです。
サービスと言われたからには、食べない訳にはいきません。
提供された3年物の能登かきは、能登かきにしては大ぶりで、見た目にグリコーゲンがたっぷりで濃厚な味です。
牡蠣は、一般的に海のミルクと呼ばれていますが、さながら、海のチーズくらいに濃厚でした。
その後、何とか、最後のお蕎麦だけはいただき、あえなく終戦です(笑)
以前も、能登島の民宿での食事会で、タッパー2つ抱えさせられて帰宅したことがありますが、今回も想像を絶する量の食事に出会うことになりました。
お腹いっぱい、お腹いっぱい、ご馳走さまでした。
※ちなみに、朝食はこんな感じですが、この後にマダラの煮付けとマダラの味噌汁がでてきました(笑)
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店名:島時間 海の宝を味わう宿 山水荘
住所:石川県七尾市能登島祖母ヶ浦町1-37
電話:0767-84-1168
営業:一
休日:お電話で確認ください
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能登・七尾のさかなのブログ
https://www.sakana770.com/
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