先日、石川県輪島市河井町にある『restaurant L'Atelier de NOTO』さんにお邪魔しました。
事前に電話でランチの予約をして、2人でお店に伺いました。
では、いざ。
お店に着いたのは、開店時間11時30分の10分前でした。
チラリと覗き見た店内は、照明が付いておらず、どうやら時間ちょうどに開店するようです。
しばし店前で待とうとしたとき、2人組のおばさまがお店に入っていきました。
出てくる気配もないので、後ろを付いて店内へ入りました、
先ほどまで暗かった店内は、間接照明が付けられ、幻想的な異空間です。
先ほどのおばさまが検温をしていたので、私たちも後ろに続きました。
検温と手指の消毒、上着を預け、テーブル席に案内されました。
古民家をリノベーションしていて、格段に雰囲気あります。
中庭からの自然光と、間接照明の淡い灯り、光の濃淡が店内に幻想的な雰囲気を醸しだします。
良いですね。
案内されたテーブルの上は、整然としています。
なんか私たち、場違いのようでもあり、声を潜めて笑ってしまいました。
おしぼりで手を拭いた後、私は瓶ビール、連れはジンジャエール、を注文しました。
事前にコースも伝えてあったので、あとはお店におまかせです。
一品目が運ばれてきました。
能登ふぐと能登かきの春菊の茶碗蒸しです。
(メニューがなかったので、料理名を間違えていたらスミマセン)
ボイルされた能登ふぐと能登かきは、ぷりぷりの食感です。
春菊の苦みが、能登ふぐと能登かきの甘味を際だたせます。
これ、うまいやつです。
「春菊って、すき焼き以外の使い方あったんだ」と、妙に感心させられました。
次の品は、コウバコガニのリゾットです。
(注意:お店に伺ったのは12月末なので、コウバコガニの漁期中です)
事前の電話で、ダメな食材に「生エビ」とだけ答えてあったんですが、本当は「コウバコガニの外子」もダメなんです。
これは私のミスなので、リゾットをビールで流しこみました。
なので、料理の味は、全く分かりませんでした。
まさか、コウバコガニの外子が料理で提供されるなんて、ピンポイントもピンポイント、そりゃ分かりませんよ。
次の品は、サワラの塩焼き(絶対に料理名は違うな)です。
サワラって、焼くとパサパサする魚なんですが、カブのソースが良い感じでサワラをフォローしています。
サワラの焼き魚を食べるたびに、パサパサ感にガッカリしていましたが、ソースでこんなにもふくよかな味になるんですね。
勉強させていただきました。
カブや彩り野菜も、美味しくグリルされていましたが、なかでも、カリフラワー焼いても旨いんですね。
新しい発見でした。
次の品は、デザートです。
焼き栗の…とは聞こえたんですが、あらためて聞き返しもしませんでした。
なぜなら、見た目で充分に美味しさが伝わってくるからです。
スプーンに「カリッ」とブリュレが触ります。
口に含むと、濃厚な栗の風味。
カリッ、カリッ、としたブリュレの触感。
栗の余韻が、強い逸品です。
お代わりしたいくらい。
食後にエスプレッソもいただき、非常に満足の昼食となりました。
給仕をしていただいたセルヴーズも、非常にキュートな方で、親切になんでも答えてくれました。
その姿に、連れは感心しきりでした。
料理も、人も、雰囲気も、非常に満足するお店だったので、次の訪店が楽しみです。
輪島には、よく古建築物を見にくることがあるんですが、今後は輪島の食の魅力にも触れていきたいと思います。
お腹いっぱい、ご馳走さまでした。
⇩⇩輪島市で魚料理を食した記事です⇩⇩
www.sakana770.com
🐟️
店名:restaurant L'Atelier de NOTO
住所:石川県輪島市河井町4-142
電話:0768-23-4488
営業:11:30~15:30、18:00~23:30
休日:月曜日、火曜日は夜のみ営業
🐟️
能登・七尾のさかなのブログ
https://www.sakana770.com/
🐟