いつも寄らせてもらってるお店から、電話がありました。
珍しい、何だろうと電話に出ると、「○○さんから、○○○○が届いているよ。」と言う内容です。
「こんな時だから、電話するのもどうかと思ったんだけど…」と店主が恐縮していますが、私は二つ返事で答えていました。
仕事が終わり、
お店に電話をすると、
「誰もいないよ」とのこと。
安心してお店に入り、
「じゃあ」とビールを1本だけいただき、
厨房に向かう店主を見送って、待ちます。
1分後、目の前に現れました。
七尾湾の怪鳥オハグロこと、トリガイです。
オハグロが綺麗に光っていますね。
トリガイは、鳥のくちばしのような形の部分を食べるんですが、食味部分は身を開いて湯びきをします。
その際、慣れない人が調理をすると、オハグロと呼ばれる黒い薄皮が、剥がれてしまいます。
こんなに綺麗にオハグロが残っていると言うことは、調理している方が慣れているのと、トリガイが本当に新鮮だからです。
いただいたトリガイ、まず身がプルンプルンです。
大げさではなく、噛んだ歯を押し戻してきます。
本当に、肉厚です。
それと、噛めば噛むほどに、旨みとトリガイ特有の甘みが、口中に広がります。
これ、これ。
こんな新鮮で、綺麗なトリガイをいただけるなんて、本当に「し・あ・わ・せ・で・す」。
ただ、これだけのトリガイをビール1本で食べるだなんてーーー
ちょっと、割に合わないような…。
まずは何より、一日も早く、コロナの感染が終息することを願っています。
今回もお腹いっぱい、ご馳走さまでした。
それと、現在はコロナ禍で、お店に伺うこともできず、なかなかブログを更新することもできない状況なんですが、ご覧いただいている皆さまのおかげで、300,000アクセスを達成することができました。
こんなふざけた記事の最後に、こんなことを申し上げるのは大変に心苦しいんですが(笑)、本当にありがとうございます。
これからも、でき得るかぎりに精進させていただきます。
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