携帯電話から「LINE」と呼ぶ声がしたので、画面をのぞき見ると、画面には次のような文字が表示されていました。
「フクラギ火傷食べる?」
…。
これまた不可解な文書です。
考えるに、「フクラギあるけど食べる?」ともとれるし、「身焼けしたフクラギ食べる?」ともとれるし、「ふくらはぎが火傷した」ともとれるし、どう解釈したものかと…。
*身焼け・・・水揚げした時に魚が暴れて身が火傷した状態を言う
迷った挙句、一か八かで「大丈夫か?」と送ってみると、「そんなに大きないんやけど」と返ってきたので、「フクラギやけど食べる?」と言う意味だととらえ、「食べるよ」と返してみました。
一時間後。
我が家に、無事に、フクラギが届きました(笑)
フクラギはブリの幼名ですが、七尾では、コゾクラ、フクラギ、ガンド、ブリの順に呼び名が変わります。
今の時季に漁獲されるのは、大半がフクラギのサイズです。
脂質が少なく、脂をあまり感じることができませんが、身は引き締まっていて、刺し身には抜群です。
…なので、刺し身を作ってみました。
身がシッカリしていたので、手ザクで大きく切りつけてみました。
皮下には、わずかに脂がのっています。
突然の連絡だったので、盛付けは魚のみになってしまいましたが、美味しくはいただきました。
友人よ。
火傷したフクラギ、ご馳走さまです(笑)
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