夕食をいただきにお邪魔しました。
無性に魚を食べたくなってしまったので、いつものごとく、こちらのお店に伺いました。
挨拶もほどほどに、まずはビールをいただきます。
一緒に運ばれてきたのは、なまこ酢です。
七尾湾のなまこ漁は、豊漁とまではいきませんが、ときどき口に入ることはあります。
赤ナマコなので、青ナマコに比べると、コリコリの食感が強めです。
七尾では、生食の場合は赤ナマコが好まれます。
次は、カマのオイル漬けです。
何のカマだったか記憶が薄いんですが、写真から思いつくところでは、カンパチかなー。
ブリに比べるとアッサリした身質なので、オイル漬けでもくどくありません。
オイルが身肉に、良い脂加減を与えています。
次は、刺し身の盛合せです。
ヤリイカ、フクラギ、マアジ、ヒラメ、オコゼ、赤ヤガラ、ハタ、の7種盛りです。
ヤリイカは、身が透き透きで、向かい側が見えるほどの鮮度で、身肉、エンペラ、ゲソ、それぞれの部位の食味を楽しめます。
季節外れと言うわけではないですが、夏に多く見られるオコゼ、秋に漁獲される赤ヤガラ、高級魚のハタまでが並んでいます。
いずれも、個性の強い魚なので、食べ比べを楽しみます。
次は、マバチメの塩焼きです。
七尾では、多くの魚をハチメと言っていますが、マバチメは黒メバルや白メバルの俗称かなー。
四季を通じて人気の魚ですが、特に、春に向けて美味しくなる魚です。
この日のマバチメも、脂がのって旨かった。
いつもは、白身のフライでしめるところなんですが、この日は少し趣向が違いました。
先ほど刺し身で食べたオコゼの骨の唐揚げと、マアジの大葉巻きの天ぷら、の二品が運ばれてきました。
オコゼは、頭の骨までが2度揚げでカリカリに揚げられていて、一片も残りません。
マアジは、くるんと丸めてあるので、身はふわふわになっています。
どちらも、この上なく、美味しくいただきました。
お腹いっぱい、ご馳走さまでした。
🐟
【お店の情報】
店名:かもめ食堂
住所:石川県七尾市郡町1-48
電話:090-7740-3840
営業:18:00~22:00
休日:日、月曜日
🐟️
能登・七尾のさかなのブログ
https://www.sakana770.com/
🐟