夕食をいただきにお邪魔しました。
朝晩、少しは涼しくなってはきましたが、それでもまだ日中は暑い日が続いています。
海の中も、さぞかし魚の活性が鈍いだろうと思っていましたが、そうでもないらしいです。
大型定置網は、夏枯れの状態で水揚げは思わしくはありませんが、アオリイカがポツポツと顔をだしているとのことです。
そんな訳で、アオリイカを求めて、こちらのお店に伺いました。
お店に入るなり、ホワイトボードを確認します。
刺し身は、キジハタ、マハタ、アオリイカ、フクラギ、サザエ、とありますが、アオリイカ&マハタを注文です。
その間、瓶ビールと角バクの煮付け(付出し)です。
角バクは、タイカワサと言われるカワハギの一種で、身がしっかりしているので、刺し身や煮付けで食べます。
ここら辺の醤油は甘い醤油なので、煮付けにすると魚の甘みがよく分かります。
生姜も効いていて、身もぷりぷりです。
刺し身は、アオリイカ&マハタです。
アオリイカは、まだ手の平より小さいサイズなので、刺し身が一番のオススメです。
口に含むと、身がふわふわでやわらかく、この時季だけの甘みが感じられます。
大きくなってくると、軽く一夜干しで炙るのが旨いですが、いまは刺し身です。
マハタは、店主曰く、会心の一匹だったそうです。
40㎝オーバーなので、写真でも脂ののりが分かります。
ただ、マハタの脂は全く諄さがないので、オリーブオイルのような感じです。
最後は、(鞄に携帯した)オリーブオイルと塩でいただきました(笑)
焼き物は、キジハタの塩焼きです。
目の前にだした瞬間、「あっ、逆やった」と魚の向きが逆なの気付いていましたが、味には関係ありません。
良い加減で熱も入り、身がほくほくしています。
昼に釣ってきたキジハタなので、身ばなれも良かったです。
仕事の関係で、入店が遅かったんですが、良いのか、悪いのか、次々に顔見知りが入ってきました。
それぞれに、私の食べている皿を覗きこみ、マハタ&アオリイカの刺し身を注文していました。
旨い魚をかぎ分ける嗅覚は、さすがとしか言えません。
おかげで、すっかり遅くまで、飲み喰いしてしまいました。
お腹いっぱい、ご馳走さまでした。
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【お店の情報】
店名:番屋
住所:石川県七尾市大手町
電話:なし
営業:17:00~21:00
休日:水、日曜日
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能登・七尾のさかなのブログ
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