先日、七尾市三島町にある『大政寿司』さんにお邪魔しました。
連れの方から、「お寿司ーーー」と強い口調で求められたので、こちらのお店に伺うことにしました。
では、いざ。
とりあえず、お店には事前に電話で人数だけを伝えてあったんですが、これが功を奏することになりました。
お店に着くと、小上がりはお客さんでいっぱい、カウンター席も私たちの席以外には「予約席」の札がたてられていました。
まずは、電話で予約してよかったと一安心です。
予約してあったカウンター席に座り、私は瓶ビール、連れはあがりを注文しました。
店主から「何か切りますか?」と聞かれたので、コハダとマアジをお願いしました。
コハダとマアジです。
今年は七尾産のコハダの水揚げが少ないので、あまり口にする機会がありませんが、見たところシンコ位のサイズです。
身がしまって美味しいのは言わずもがな、サイズは小さいながら身にはたっぷりの脂肪があるので、食べごたえも十分な一品です。
隣のマアジも、小皿の醤油を弾くほどの脂ののりで、刺し身だけで思わず満足しそうになるくらいでした。
ネタケースに陳列されたマアジは背色が黄色く、回遊していたマアジではなく、群れから外れて根に付いたマアジなのは明らかでした。
ここで、連れは早速と上握りを頼んでいました。
見るからに旨そうでしたが、わたしに一貫すら分けてはくれませんでした😭😭😭
連れがお寿司を頬張りながら頼んだもう一品がこちらです。
バイガイのバター焼きです。
もうこれは旨いに決まっています。
先週、相葉雅紀さん&渡部建さん&澤部佑さんが出演するテレビ番組・相葉マナブで、富山県のご当地料理としてバイガイの釜飯が紹介されていました。
あの番組を見てから、美味しいバイガイを食べたくて食べたくてと考えていたので、この一品は待ちに待っていた一品です。
新鮮なバイガイを使っているので、まず食感がキューキューで、バイガイの旨みにバターのコクと香りが相まって、それはそれは待ち望んだ至極の一品でした。
もう一品、瓶ビールから冷酒に変わったので、味が濃いめのこちらの一品を注文しました。
銀ムツの塩焼きです。
「銀ムツってどんな魚?」と聞かれたので、「メロって分かる?」と聞くと、さらに分からないって顔になっていました。
昔はメロって標記されていたし、ここで標準和名はマゼランアイナメなんだと言っても混乱するだけだと思ったので、「アカムツとかと一緒で、深海に住む脂ののった深海魚」とだけ答えておきました。
連れに一口食べてと勧めると、やはり脂が強かったのか、もういらないって顔をしていました😄😄😄
まだお腹も充たされていなかったので、最後にもう一品、こちらを注文しました。
コハダの押し寿司です。
(関連記事:コハダ、コノシロ、ベット)
https://sakana770.hatenablog.com/entry/2019/05/16/054011
コハダは成長に伴って呼び名が変わりますが、これはシンコ(七尾ではコハダと呼んでいます)ですね。
押し寿司の一切れにシンコが三枚のっていますが、これは仕込みに相当な時間を要します。
「一手間をかける」と言いますが、これは一手間どころではありませんね。
銀座の高級寿司でいただくようなシンコを美味しくいただきました。
ご馳走さまでした😄😄😄
⇩⇩『すし王国 能登七尾』を訪店した記事です⇩⇩
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【お店の情報】
店名:大政寿司
住所:石川県七尾市三島町66-11
電話:0767-52-0720
営業:17:00~22:30
休日:日曜日
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『能登・七尾のさかな』ブログトップへ
https://sakana770.hatenablog.com/
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