夕食をいただきにお邪魔しました。
断水生活も1ケ月を超えると、慣れてくるのと、何かと賢くなってきて、それなりに最適解を見つけだすものです。
日ごろは、魚を入れる40㎏の青タンクが、まさか雨水の貯水槽になっていたり…。
ブルーシートを使って、雨水を集水する簡易施設を作ってみたり…。
何だかんだ、生活に遊び心がでてきました(笑)
そんな生活のなかで、いま一番に困っているのが、自宅で魚を調理することができないことです。
魚屋さんの刺し身のパックを購入してもいいんだけど、そうすると量が少なく感じます。
丸のままの魚を買ってきて、自分で刺し身を作ると、値段の割にはお腹いっぱいに食べられます。
そんな不満が原因なのか、久しぶりに魚をお腹いっぱい食べられるお店にきました。
日ごろは、七尾市以外ではあまり魚を食べないので、市外に魚を食べに行くのも久しぶりです(笑)
もう十何年たつだろうか、こちらのお店に伺いました。
そう、金沢でも有名な「海鮮まんじゅう」のお店です。
十数年前は、ランチ営業に伺っていましたが、夜に伺うのは初めてになります。
それでは、お店に入ります。
1週間ほど前に、電話で予約を入れてあったので、席は確保されています。
ただ、本日は満席だと言うことです。
(何人かは、断られていました。)
1人4,000円のコース料理で、飲み物は別料金になっています。
まずは、瓶ビール&付出しです。
小鉢を肴に、喉を潤します。
次は、刺し身の盛合せです。
真ふぐの炙り、マグロの中トロ、ヒラメ、寒ぶり、の4種類です。
まずは、真ふぐの炙りですが、事前に振り塩で水分を飛ばしているようです。
身がしっこりとして、真ふぐの身の旨さが強いです。
マグロの中トロは、とろけるように舌の上で消えます。
ヒラメは、噛むと歯をはじくほどに、食感が良いです。
寒いブリは、腹身の部位で歯応え良く、砂ずりの部位は、さらにコリコリしています。
鮮度はもちろん良いですが、熟成の身に慣れた方は分かりますかねー。
次は、海鮮まんじゅうです。
私は「さといも・うにまんじゅう」、連れは「えびのかき揚げまんじゅう」です。
私のは、さといも特有の歯触りは感じつつも、滑らかな舌触りです。
雲丹はあまり感じませんでしたが、相変わらず、旨いっす。
次は、すり身揚げです。
ひと口で食べられるサイズ感で、ついついパクパクいってしまいます。
揚げたてなので、ふわふわしていて、白身魚の香りも良いです。
次は、甲箱ガニです。
私、甲殻類が苦手なんですが、甲箱ガニの外子は入っていないと言うので、食べてみます。
久しぶりに口にしましたが、足身、内子、かに味噌、やはりカニは旨いです。
時季ではないですが、今では、これも金澤の味です。
次は、走りのホタルイカの炙りです。
本当に小ぶりのホタルイカですが、軽く振り塩をして、これまた軽く炙ってあります。
こんな食べ方、初めて食べましたが、イカの甘みを本当に強く感じました。
これは、我が家でパクリ決定です(笑)
次は、アナゴまんじゅうです。
(名前違うかもしれませんm(__)m)
よく見ると、海鮮まんじゅうを一本アナゴで巻いてあります。
ここで、ナイフとフォークの出番なんですね(笑)
お上品な、ふわふわのアナゴステーキでした。
この時点で、私も連れもお腹がいっぱいです。
盛られようとしているご飯にストップをかけようと申しでると、店主から悪魔の囁きが…。
「今日、マグロの中落ちかかった、ご飯だけど…」
はい、負けたー。
2人そろって、マグロの中落ち丼(小)と真鯛のアラ汁を注文していました。
どう考えたって、これが不味いわけがない。
腹パンどころか、腹爆発寸前まで追い込まれました(笑)
お腹いっぱい、ご馳走さまでした。
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店名:あげは
住所:石川県金沢市広坂1丁目1‐281
電話:090‐8260‐2995
営業:11:30~15:00、18:00~22:00
休日:月、火、水曜日
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能登・七尾のさかなのブログ
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