能登・七尾のさかなのブログ

石川県・能登半島の真ん中に位置する七尾市から、旬のお魚の情報や美味しい料理店or居酒屋・グルメの情報をお届けします。

東山の傍にある鯛茶漬けの専門店 鯛茶漬け 武作@金沢市

先日、金沢市東山にある『鯛茶漬け 武作』さんに、お邪魔しました。

今回、観光客で賑わう観光地の東山にきた一番の目的は、こちらのお店に伺うことです。

私、Googleマップにストックしてあるお店を順番に回っているんですが、ある日、マップを流し見していて、こちらのお店が気になって仕方なくなりました。

鯛茶漬けの専門店ですよ。

やまびこで有名だったあの店でも、お茶漬けのお店ですからねー。

興味津々です。



では、さっそくお店に入ります。

事前に電話で予約してあったので、スムーズに席に着きます。



メニューは、

鯛茶漬け、

前菜 鯛茶漬け、

前菜 鯛茶漬け 能登牛炙り のどぐろ炙り、

の3種類です。

まさに、鯛茶漬け専門店らしくて、清々しい。

ちなみに私は、前菜 鯛茶漬けを注文しました。

まずは、人参です。



有機栽培の小ぶりの人参で、食感よく、ポリポリと甘みも感じられます。

次は、マダラの子の煮付けです。



醤油、味醂、出汁、シンプルな味つけで、マダラのフトもそえられています。

マダラの子は、粒が小さい俗に言う「もち子」で、しっかりとなかまで味が馴染んでいます。

次は、クロマグロと牡蠣です。



クロマグロは長崎県産だそうで、腹身の部分だったので、脂がしっかりとのっています。

牡蠣は山口県産で、白いグリコーゲンの部分が大きく、しっかりと牡蠣の旨みを感じることができました。

次は、前菜です。




金沢産のほうれん草のお浸し、外国産のカモ肉と国産の鳥の肝、金沢産のネギの炙り、サバのスモークをかぶらの酢漬けで包み、金柑をそえてあります。

今回、お酒は飲まないつもりでした。

ただ、ホテルに車を停めて循環バスで東山まできていたので、この料理でお酒解禁しました(笑)

前菜でお酒を楽しんでいると、店主から「お酒のあてに」と次々に味見をいただきました。

能登の鯛と鯨のスモーク、じねんじょ煮、トレビスと言う野菜など、いろいろと味見をさせていただきました。

何でも、野菜作りをしている生産者と懇意にされているようで、こちらのお店では、野菜にも特別なこだわりを持っているようです。

実際、どの野菜も美味しかった。

次が、待ってました、肝心の鯛茶漬けです。




ご飯は、金沢産のこしひかりだそうです。

鯛は3種類盛られていて、能登産の真鯛、兵庫県産の真鯛とクロダイです。

真鯛は、軽く湯引きして、氷水で〆てあります。

クロダイは、皮目を炙ってあります。



まずは、ゴマダレで山葵をちょこんとのせて、それぞれの味をみます。

能登産は2kgサイズだと聞きましたが、冬にしては脂ののりが感じられました。

兵庫県産は、サイズも小さかったので、鯛の旨みは薄かったですね。

それと、ご飯なんですが、旨味はあるんだけど、何でこんなにご飯をかために炊いているのか、疑問に思っていました。

真鯛の骨、昆布、塩、出汁、加賀棒茶、で味付けされたお茶を、真鯛の刺し身をのせたご飯にかけると、ご飯のかたさが良い塩梅になりました。

なるほどです。

看板に鯛茶漬けとあるとおり、鯛にはこだわりが見えます。

鯛は不漁なども考えられるので、常時、いろいろな産地の鯛を取り寄せているとのことです。

観光地のど真ん中にありながら、お手頃な値段で、こだわりを持った鯛茶漬けがいただけて、本当に満足です。

魚の産地から、わざわざ足を向けるだけの価値はあります。

お腹いっぱい、ご馳走さまでした。





⇩⇩金沢市で魚料理を食した記事です⇩⇩
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店名:鯛茶漬け 武作
住所:石川県金沢市東山1丁目15-5
電話:050-5360-6830
営業:11:00~16:00
休日:木曜日

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