能登・七尾のさかなのブログ

石川県・能登半島の真ん中に位置する七尾市から、旬のお魚の情報や美味しい料理店or居酒屋・グルメの情報をお届けします。

大将の地物の8貫握り⑩ 2020.11.18

先日、七尾市大手町にある『大将寿し』さんにお邪魔しました。

例年、11月中旬になると、冬の目ぼしい魚が水揚げされ始めます。

能登なまこ、加能カニ、マダラ、赤にし貝(コナガニシ)、をよく見かける機会に遭遇しますが、七尾の冬と言えば、やはり『寒ぶり』でしょう。

ブリおこしと呼ばれる雷鳴とともに、能登七尾の寒ブリのシーズンが幕あけするんですが、今年はちょっと異常な感じです。

と言うのも、最近の大型定置網の漁獲物を見ても、シイラ、サワラ、カマスと、冬と言うよりは、晩秋を思わせる魚達が目だちます。

11月中旬とは、到底、思えません。

寒ぶりの水揚げを不安視させる状況ではありますが、富山県水産研究所からは「ブリは平年並みの漁獲量」「大型化が目立つ」との予想が発表されています。

予想は如何に。

それはともかく、お寿司屋さんに行ってみましょう。

さっそく、瓶ビールで乾杯です。



まずは、付出しが運ばれてきました。

お母さんの、手作りの惣菜が盛られています。



大根なます、ブロッコリーの白和え、ナマコの炊いたん、の3種盛りです。

相変わらず、やさしい味付けです。

今日は、どうしても魚の塩焼きが食べたかったので、口寂しそうに見えたのか、こんな一皿をだしてくれました。



自家製の柚子みそです。

みそは甘め、柚子の風味が目いっぱいに感じられるー。

危うく、冷酒を頼みそうになりましたが、何とか正気を保ちました(笑)

塩焼きが、もう少し時間がかかりそうだったので、もう一鉢、注文しました。



魚のフト(腸)です。

これ、コリコリした食感で、酒が進むんですよね。

実際に、進みましたが…(笑)

そうしてる間に、お待ちかねの品が運ばれてきました。



サワラの塩焼きです。

サワラは、岡山県の瀬戸内海の沿岸部で多く水揚げされ、京都では西京焼きの魚として重宝されています。

七尾では、近年、水揚げが増えてきており、魚屋さんの店先でも見かけるようになりました。

比較的に水分の多い魚ですが、塩焼きにすると、身がふっくらしてホクホクでウマウマです。

次は、お待ちかねの、地物の8貫握りです。




フクラギ、カワハギ、サザエ、アオリイカ、マダイ、サワラ、カマスの炙り、能登ふぐ、の8貫です。

どちらかと言うと、秋の様相です。

マフグが水揚げされているようなので、ふぐの握りもありました。

海の中はまだまだ温かいようですが、海の上は朝晩は冷えてきております。

皆さんも、お身体をご自愛くださいね。

今回もお腹いっぱい、ご馳走さまでした。




⇩⇩『すし王国 能登七尾』を訪店した記事です⇩⇩
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【お店の情報】
店名:大将寿し
住所:石川県七尾市大手町112
電話:0767-52-135
営業:11:30~14:00、17:00~22:00
休日:電話にてご確認を

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