能登・七尾のさかなのブログ

石川県・能登半島の真ん中に位置する七尾市から、旬のお魚の情報や美味しい料理店or居酒屋・グルメの情報をお届けします。

『初寒ぶりを喰らいます』宣言です 大政寿司@七尾市

先日、七尾市三島町にある『大政寿司』さんにお邪魔しました。

従弟妹の3人で、4000円のコース料理を事前に予約し、お店に伺いました。

では、いざ。


お店の前に着きました。

そう言えば、いつも、お店の裏口から出入りしているので、正面きって入るのは久しぶりです。

裏口から入るのに、別に意味はないんですよ(笑)

単に、駐車場が裏口側にあるだけです。



自動ドアから入ると、店主と奥さんがお出迎えしてくれました。

今回は3人だったので、テーブル席が用意されていました。

テーブルの上には、小鉢が綺麗に並べられています。




イカの赤作り、なまこ酢、もずく酢、炊合せ、の4鉢が並んでいます。

相変わらず、イカの赤作りが美味しいです。

酢の物もあっさりと美味しいんですが、なまこの傍らにコノワタが見えました。



もしかして、私、当たりですか。

黙って、食べてしまいました(笑)

炊合せには、イイダコ、マダラの子の炊いたん、も盛られています。

マダラの子、味がたまらんです。

次の品は、刺し身です。



刺し身のなかに、アレが、いますよ。

お目当ての、アレが、奥にいますよ。



寒ぶりです。

間違いなく、七尾で水揚げされた天然の寒ぶりです。

なぜ、分かるかって???

色が、少し、赤いでしょ。

養殖物は、出荷前に血ぬきをして身が白くなるので、これは天然物です。

じゃあ、「七尾の寒ぶりは血ぬきしてないの?」と気になるところでしょうが、七尾では魚槽に寒ぶりを入れた際に、大量の氷を入れて脱血の処理を行っています。

ぶりは、一定の好む水温帯を泳いで回遊する魚です。

大量の氷で一気に水温を下げると、口から血を吐いて仮死状態になります。

残酷なようですが、魚の鮮度を保つために、培われた先人たちの知恵なんです。

初寒ぶりに興奮して、ちょっと長くなってしまった…。

次、行きましょう。


次の品は、カワハギの肝和えです。



酒がすすむの、続くなー。

次の品は、サワラの西京焼きです。



過去に、西京焼きを最強焼きだと、思っていた強者もいましたが、くれぐれも、西京焼きです(笑)

七尾では、サワラをサワラと言います。

金沢に行ってサワラと注文すると、カジキが提供されるので、注意が必要です。

ちなみに、七尾ではカジキのことをカジキ、富山ではカジキのことをサス、と言います。

ん~、紛らわしい。

次の品は、マダラの白子の天ぷらです。



刺し網で採捕されたマダラですが、この時季でも、白子はもうプリンプリンです。

次の品は、お待ちかねの、お寿司です。



マグロ、寒ぶりの腹身、真鯛の昆布〆、アオリイカ、寒ぶりのトロ巻き、です。

寒ぶり、やっぱ、うめーわ。

…と、ここまででコース料理は滞りなく終わったんですが、今回のメンツはある意味で強者ぞろいなので、続きがありました。



マアジのたたきです(笑)



能登かきの昆布焼きです(笑笑)



白ワインのフルボトルです(笑笑笑)



従弟妹たちのおかげで、たっぷりと地域貢献(お支払い)を、させていただきました。

ご馳走さまでした。




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【お店の情報】
店名:大政寿司
住所:石川県七尾市三島町66-11
電話:0767-52-0720
営業:17:00~22:30
休日:日曜日

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