能登・七尾のさかなの管理人である"うみさち"の大好物の一つが、画像にある大名巻きです。
幾種類の海産物をこれでもか、これでもか、と巻いた大名巻きですが、あるとき友人に勧めると、｢これ何ですか？｣との答えが帰ってきました。
とぼけているのかと思い、｢またまた｣｢またまた｣と言っていましたが、どうやら本当に分からないようでした。
その話、その場では終わったんですが、何となく気になったので家に帰って調べてみると、どうやら彼の言っていたことは本当のようです。
彼の出身地は千葉県なんですが、千葉県には大名巻きはないようなんです。
それどころか、大名巻きが存在する地域の方が珍しいようで、大名巻きの検索でヒットする地域は、北陸と近畿だけでした。
まー、お寿司屋さんの巻物にしても、関東は細巻き、関西は太巻き、と全く違うので、関東の人に大名巻きと言っても、何のことか分かるはずがなかったんでしょう。
ともかく、大名巻きは北陸と関西の食文化で、定義はあやふやですが、豪華に大好きな魚やイクラやエビを巻いて食べればいいんでしょうーね。
ちなみに、最近よくＣＭで見かける恵方巻き。
関西出身の私の知人は｢関西の食いもんちゃう｣と言うので、こちらもついでに調べてみました。
すると、こちらは発祥がはっきりしているようで、広島のセブンイレブンの店長が｢関西の風習で節分に恵方巻きを食べる。｣と聞いて販売したのが、ブームの始まりのようです。
知人の言うとおり、恵方巻きは関西の食いもんちゃうのかもしれませんね。
…えっ。
ところで、何で大名巻きが大好きかって？
呑みながらでも、つまめるからかな😅😅😅
(ある日の富山湾。うっすらと立山連峰が見えます。)
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