昼食をいただきにお邪魔しました。
以前、仕事で前の道路を走っていたとき、見覚えのない建物が建っていたので、気にしていました。
仕事終わりに、何の建物だろうと調べたところ、新しくできた能登かきを提供する食事処だと分かりました。
そんなこと知ってしまったら、行かずにはおれません(笑)
さっそく、昼食を兼ねて、お店に伺ってみました。
店前の駐車場に車を停め、お店に入ります。
1人であることを伝えると、席はどこでも良いとのことです。
ここは遠慮せずに、眺めの良い、窓際のテーブル席を選びました。
特に予約はしませんでしたが、次から次にお客さんが入ってきていました。
メニューは、カキフライ定食、焼き牡蠣、生食用 殻付き牡蠣、とありますが、ここは考え物です。
迷った挙句、いろいろと食べたい欲求が爆破し、「牡蠣ランチプレート」を頼んでいました(笑)
10分ほど待ったでしょうか、私の注文した「牡蠣ランチプレート」が運ばれてきました。
見た目に、プレートの上の色彩が豊かで、食欲が全開になります。
蒸し牡蠣(3個)、カキフライ(3個)、牡蠣ごはん、小鉢、味噌汁、が付いて、1,800円になります。
まずは、熱々のカキフライからでしょー。
大好きなタルタルソースをたっぷりと付けて、ひと口で放りこみます。
充分な塩味と旨みを感じられる、身じまりのよい能登かきです。
最近は、牡蠣を真水でしめて、焼き牡蠣ではじかないようにしてあるせいか、塩味が薄いものが多いです。
個人的な趣向ですが、牡蠣を食べてるときは、ガツンと塩味が感じられる方が良いです。
続いて、蒸し牡蠣です。
焼き牡蠣ではなく、あえて、ここは蒸し牡蠣なんですねー。
かく言う私も、焼き牡蠣より、蒸し牡蠣が好みなので、我が家ではホットプレートでシャンパン蒸しを楽しんでいます。
そんなことより、こちらもカキフライの牡蠣と同様に塩味があり、牡蠣の風味も強いので好みの類です。
続けて、牡蠣ごはんです。
ご飯にも、牡蠣の旨みが重なり、米もほろほろで旨いっす。
ご飯の上にのった牡蠣も、ぷっくりとして、海の旨みを含んでいます。
食事には、充分に満足はしたんですが、一つだけ気になる点があります。
生食用 殻付き牡蠣のことです。
あまりに気になったので店員さんに聞いたんですが、生食用は生産段階から違うようです。
中島地区の多くの養殖かきは、種苗の付いた貝殻を浮きから垂下し、プランクトンを餌に海上で養殖を行います。
ただ、こちらのお店の生食用の牡蠣は、垂下式ではなく、海上に浮遊させるバスケットを利用して養殖を行っているとのことです。
それで、合点が行きました。
生食用牡蠣の写真を見たとき、貝殻が丸く成形されていたため、海外の種苗を使っているのかと思ってしまっていたからです。
バスケットを使うと、余分な殻や付着物もとれるので、餌の行き渡りも良いですからねー。
ただ、養殖に使う海域の面積はとられるので、すべてをバスケットにするのは難しいです。
後は、水揚げしてから、24時間の紫外線殺菌を行っていることです。
これだけの手間をかけることで、マガキの生食を可能にしているんですねー。
お腹いっぱい、ご馳走さまでした。
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店名:カキテラス 波音(ナミオト)
住所:石川県七尾市中島町笠師列36−1
電話:090-1450-7310
営業:11:00~15:00(土日は16:00まで)
休日:水曜日
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