昼食をいただきにお邪魔しました。
近くにある七ツ滝と猫山を散策した帰り、以前から行きたかったこちらのお店に伺いました。
お店に入ると、空いているカウンター席に案内されました。
カウンター席のほかには、小上がりもあるようで、結構にお客さんが入れます。
まずは、温かい玄蕎麦茶とメニューが運ばれてきました。
私は、蕎麦屋さんでは冬でもせいろかざるを注文しています。
純粋に蕎麦を楽しみたいので、御膳や天ぷらは、あまり注文しません。
ただ今回に限っては、お店に入ったときに、あまりに出汁の良い香りがしていたので、その香りに釣られて「冷やしかけ梅蕎麦」を注文しました。
注文した蕎麦を待つ間、店主の所作に目がいきます。
蕎麦を釜からだす、水で洗う、蕎麦を盛り付ける、その一挙手ごとを店員さんに伝えています。
店員さんも、店主の動きに先回りして、盆、器、箸などの準備を欠かせません。
その動きを見ているだけで、自ずと蕎麦への期待が高まります。
「冷やしかけ梅蕎麦」が、運ばれてきました。
眼前の蕎麦のフォルムが、すでに美味しく感じられます。
店主が蕎麦の説明、食べ方の説明をしてくれていますが、結構にせっかちな方ですねー(笑)
まずは、通常は付かないと言う小皿の蕎麦です。
店主自ら、粗塩をかけていただいたので、急ぎ食べます。
福井県大野産の中太の蕎麦ですが、噛むごとに蕎麦の風味がすごいです。
大野の蕎麦は、中太打ちでそば殻をすき込んだ田舎蕎麦が多いですが、こちらの蕎麦もその系譜を感じます。
粗塩の淡い塩味と一緒に食べると、蕎麦の甘みが一層に分かります。
次に、注文した「冷やしかけ梅蕎麦」です。
まずは、かけ汁をひと口。
お店に入ったときの、あの節の風味が感じられます。
醤油感は控えめで、汁はシンプルに節と塩でまとめられています。
次に、蕎麦をひと口。
先ほど食べた蕎麦と同様に、噛み応えのある田舎蕎麦です。
かけ汁の味が控えめなせいか、蕎麦の風味が分かりやすいです。
大野産の玄蕎麦を、毎日、石臼で丁寧に挽いているだけあって、蕎麦は本当に香り高いです。
美味しい蕎麦を食べると、身体の隅々まで清められた感じになりますが、今回も良い出逢いになったようです。
蕎麦湯をいただく際、蕎麦猪口に少量のかえしが入っていましたが、その風味も良かったなー。
最期に、蕎麦打ちに使っているお水も1杯いただき、大変に満足しました。
お腹いっぱい、ご馳走さまでした。
七ツ滝では、マイナスイオンをたっぷり注入です。
過去の蕎麦の記事は、⇩「蕎麦's blog」をご覧ください。
nihachi.hatenablog.com
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店名:蕎麦処 滝
住所:石川県能美市宮竹町ニ30-1
電話:0761-58-1528
営業:11:30~14:30
休日:火・金曜日
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能登・七尾のさかなのブログ
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