能登・七尾のさかなのブログ

石川県・能登半島の真ん中に位置する七尾市から、旬のお魚の情報や美味しい料理店or居酒屋・グルメの情報をお届けします。

江戸前の寿司に欠かせない七尾湾のコハダ 大将寿し@七尾市

夕食をいただきにお邪魔しました。

私、定期的に身体をしぼるためにダイエットをするんですが、特に米抜きダイエットをすることが多いです。

そのため、夕食に米を食べることが殆んどないんですが、今回は訳あって久しぶりに食べます(笑)



まずは、瓶ビールと付出しです。

お母さんの手作りの、3種類の酒の肴が盛られています。

これで、まずは一杯ですね。



次は、コハダの造りです。

祭りの時季に水揚げされることから、魚に祭と書いて「鰶」や小鰭と表記されますが、この時季のものはあえて新子と呼んでいます。

地震が続き、水揚げが心配ではありましたが、七尾湾にも新子のシーズンが到来しました。



かるく酢〆されたコハダは、身がしっかりとしていて、噛むごとに旨みが口中に広がります。

皮に抵抗なく歯が入り、一切の骨は感じず、コハダの甘さも味わえます。

旨みが強いので、醤油もいらないですねー。



次は、マアジの塩焼きです。

能登島周辺の根付きのマアジで、鮮度が抜群です。

皮下の脂のりも良く、旨みが強いです。

皮目の香ばしさに、食欲が止まりません。



次は、コハダのお鮨です。

せっかくなので、2種類のコハダのお鮨を握ってもらいました。

冒頭の訳あっての訳が、こちらのコハダです(笑)



まず一貫目は、コハダの握りです。

造りと同様に、醤油はいらないですねー。

寿し飯と一緒になると、酢〆された身の甘さが際だちます。



二貫目目は、コハダの昆布です。

コハダを薄い白昆布で巻き、酢飯には青海苔で味付けが施されています。

昆布の甘さ、青海苔の風味、そしてコハダの旨みが一体です。

江戸前の寿司には欠かせないコハダの握りですが、今年も七尾から東京に向けて、何とか今年も出荷ができそうです。

地震や災害があると、その土地で水揚げされる水産物にも、大きな影響があると聞きますが、コハダは故郷の七尾湾を覚えていてくれていたようですね。

お腹いっぱい、ご馳走さまでした。


*ただし、七尾湾産のコハダは毎日入荷している訳ではありませんので、事前にお問い合わせをしてください。







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⇩⇩『すし王国 能登七尾』を訪店した記事です⇩⇩
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【お店の情報】
店名:大将寿し
住所:石川県七尾市大手町112
電話:0767-52-135
営業:11:30~14:00、17:00~22:00
休日:電話にてご確認を

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