不定期で記事を掲載しています【番外編】蕎麦の旅も、今回で6回目になります。
はじまり、はじまりです。
私、美味しいお店の噂を聞きつけると、すぐにGoogleマップにお店を保存してしまう『へき』があります(笑)
こちらのお店は、一度伺ったことはあるんですが、その際、「時間がなくて、行った全員でざるそば食べた。」としか覚えていないお店だったんですが、なぜか気になったので、お店を保存してあったんです。
今回、野暮用で金沢まで足をのばしたので、こちらのお店に伺わせていただきました。
開店時間は11時30分、駐車場が狭いイメージがあったので、開店15分前にお店の前に到着しました。
この日は、
お店に一番のり、
受付簿に名前を書きましたが、
私の名前の上には他の方の名前はありません。
時間ちょうどにお店が開き、店内に案内されました。
小上がりのフローリングのスペースにはテーブル、奥には和室、入口横の土間打ちにもテーブルがあります。
結構な広さのお店です。
店員さんが「どちらでも」とおっしゃったので、入口横の土間打ちのテーブルに座ります。
すぐに、メニューとお茶が運ばれてきました。
メニューは数多くあるようですが、最初から決めていた数量限定の「ざるそばと稲荷寿司セット」を注文しました。
古民家をイノベーションした店内は、不要のものを取りはらったシンプルな仕上げになっています。
荒々しさが残る土壁の塗り、梁や柱には漆黒のいぶしの跡が見られます。
間接照明も多く設置され、広く開口部も設けられているので、店内は陽光や採光に照らされています。
窓から見る庭には、わずかに残雪も見られるので、一見したら雪見障子のようです。
そんなこと考えていたら、限定の蕎麦が運ばれてきました。
「ざるそばと稲荷寿司セット」です。
まず、蕎麦の色彩です。
画像では分かりずらいですが、薄っすらとミドリがかっています。
蕎麦の表面はきめ細かく、陽光に淡く光っています。
惹かれるまま、そのまま一口。
蕎麦が、あまーい。
「蕎麦は塩で」なんていう人もいますが、こちら蕎麦はその塩も必要ありません。
蕎麦の甘みで、充分に蕎麦の旨味を感じられます。
これ、好きなやつです。
蕎麦も良いですが、店員さんが「熱い間にお召しあがりください」と言っていた、カブの蒸し物。
少しスプーンで触れると、ふわふわなことが分かります。
スプーンで一片すくい、口に運ぶと、カブがとろけます。
具には、小海老、銀杏、芳醇な香りも一緒に口のなかに飛びこんできます。
これも、旨いやつです。
セットには、蕎麦の実入りの稲荷寿司、鴨ロース、出汁巻き玉子、クワイの実、野沢菜、どれもこれも美味しい品です。
なかでも、やはり蕎麦ですね。
滅多にいただくことができない、本当に、本当に、美味しい蕎麦でした。
また、大好きな、再訪確実のお店と出あうことができました。
お腹いっぱい、ご馳走さまでした。
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【お店の情報】
店名:手打ち蕎麦 こより
住所:石川県金沢市長田2丁目20-13
電話:076-205-4591
営業:11:30~15:00
休日:水、木曜日
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