先日、七尾市大手町にある鰻専門店の『新公楽』さんにお邪魔しました。
9月の終わりだと言うのに暑い日が続くので、夏バテではないと思いますが、少しスタミナをつけに伺いました。
では、いざ。
昼は、うな丼やうな重の食事中心のお店ですが、夜には七尾の時季の味がいただけるのが楽しみの一つです。
お店に入って、まずはいつもどおりの瓶ビール。
それにいつもどおりの、うなぎの肝串し。
ここまではある意味、私のルーティン(笑)
それからホワイトボードに目を向けると、ヒラマサやマダコ、今が旬のアオリイカの刺し身と並んで、「カキフライ」の文字が…。
七尾湾で養殖される「能登かき」は、俗に1年かきと呼ばれる小ぶりのマガキで、瀬戸内海で養殖される2・3年かきとは、大きさが違います。
こんなに早くに出荷できるのは2・3年かきだと思い、注文しようか、どうしようか、悩んでいると、まるで私の考えを見透かしたように「地物やよ。」と店主が言いました。
見透かされたことに少し気分を害しながら、見栄を張って「やっぱり」と言いながら、カキフライを注文しました。
(関連サイト:能登かき)
http://www.ikgyoren.jf-net.ne.jp/seiwan_html/index.html
テレビでは、某球団の引退間際の選手の打席にスポットを当てて、消化試合を盛り上げていましたが、私の頭のなかは注文した能登かきのことでいっぱいでした。
しばらくすると、カキフライが運ばれてきました。
カキフライと一緒に店主の手作りソースも添えられています。
さっそく、熱々をいただきます。
海のミルクと形容されるだけあって、濃厚です。
なかには、まだ未成熟な小ぶりなカキも混ざっていますが、身が締まって充分な旨味が閉じ込められています。
これは、逸品です。
最初の一個は塩で、二個目は店主の手作りのソースで、三個目は醤油でと、味を変えてはしりの能登かきを喰らいました。
最後には、こちらも定番のうな丼をいただきました。
たっぷりと英気を得て、明日からも仕事に頑張ろうと思います。
ご馳走さまでした。
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店名:新公楽
住所:石川県七尾市大手町117
電話:0767-53-3415
営業:11:30~21:30(中休みあり)
休日:毎月9日、19日、29日
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能登・七尾のさかなのブログ
https://www.sakana770.com/
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