能登・七尾のさかなのブログ

石川県の能登半島の真ん中にある七尾市から、旬のお魚の情報や美味しい料理店or居酒屋・グルメの情報をお届けします。

今回も長くなってしまった(-.-)

5/7の七尾市公設地方卸売市場(七尾地区)ではマイワシ53.2㌧,マダイ0.8㌧,カワハギ0.5㌧,コノシロ0.3㌧,サワラ0.3㌧,フグ類0.3㌧が取扱いされています。

今年は、マイワシの豊漁が止まりません。

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ここ数年、マイワシは豊漁が続いています。

魚の水揚げが多いと言うことは、関係する漁業者や水産業者からすれば良いことなんでしょうけど、どこか心配でもあります。

魚の産地ではブランド化への取組み等によって、専用の魚箱・パーチなどの梱包資材の準備や、テレビや雑誌等の広告にも費用をかけています。

計算していた魚が水揚げされないことは、それだけで産地に大きな損害を与えます。

いま豊漁のマイワシはこのまま豊漁が続くんだろうかと、少し考えてみました。

石川県水産総合センターが発出する「石川県主要10港の主要魚種の水揚げ」を見ると、以下のように書かれています。


~以下、記事の抜粋~

イワシ
定置網やまき網で漁獲されます。1980年代のピーク時には全国で年間400万トン以上も漁獲されましたが、1990年代以降の資源減少にともない水揚量は減少しました。資源量は海洋環境の影響を受けて大きく変動し、冬の季節風が強い寒冷期に増加、温暖期に減少すると考えられています。近年、冬の季節風が強い年が多く、資源増加の兆しがみられます。

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~以上~


最後に資源増加の兆しが見られるとありますが、同じく添付されたグラフを見ると、2000~2010の約10年間の水揚げが少し気になります。

そうなんです。

全くと言っていいほど、マイワシが水揚げされなかったんです。

対して、カタクチイワシはどうなんでしょう。

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イワシが不漁の2000~2010の約10年間、カタクチイワシが豊漁なんです。

これは、レジームシフト(魚種交代)と言う何年か周期に漁獲される魚が交代する現象なのか、はたまた、違う要因なのか。

そう言えば、カタクチイワシとマイワシは産卵海域が一緒なんですが、産卵海域の水温が高いとカタクチイワシが、水温が低いとマイワシが孵化すると聞いたことがあります。

単にその影響なのかもしれない…(-.-)

ジームシフトなのか、産卵海域の水温の影響なのか、どちらにしても、限りある貴重な水産資源として、大事にしていかなければいけませんね。

駄文長文、失礼しましたm(__)m


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鹿渡島定置(七尾市鵜浦町)のマイワシの水揚げ作業

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水揚げした魚の説明をいただいた鹿渡島定置の順毛船頭


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