イイダコ
漢字で書くと｢飯蛸｣と書くとおり、胴のなかには飯粒に似た卵がたくさん詰まっています。ほかの地域ではコモチダコとも呼ばれています。
最近、回りの方からイイダコの旬を聞かれるんですが、私的には春と秋ではないかと思っています。
春は卵をたくさん持っているので、小ぶりなイイダコの味と卵の味の双方を楽しむことができます。秋はイイダコが大きく成長しているので、深みのあるイイダコの味と食感を堪能することができます。
我が家では、イイダコは里芋や大根と一緒に煮付けて食べますが、イイダコの味が野菜にしみいって本当に美味しいんですよ。
ホタルイカ
いまの時季は、イイダコとあわせてこちらも食べたいですよね。
隣県の富山県で水揚げされるホタルイカは有名ですが、能登の七尾市でも僅かですが水揚げされるんです。
肝でぷっくりと膨らんだ茹でたてのホタルイカを頬張ると、口のなかが海の香りでいっぱいになります。味付けなんかいりませんね。
この時季ならではの、それぞれの旨味と地味を堪能してみてください。
🐟
『能登・七尾のさかな』ブログトップへ
https://sakana770.hatenablog.com/
🐟
